ドラえもん

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「ドラえもん」は、原作者の藤子・F・不二雄先生によって、「夢」と「希望」というメッセージを込められて生まれた、国民的な大人気キャラクターです。

番組が始まった当時に、わくわくしながら、不思議な夢の世界に釘付けになっていた子どもたちは、今ではお父さんやお母さんになって、子どもたちと一緒に「ドラえもん」を見ている方も多いでしょう。

そんな「ドラえもん」は、これからも2世代、3世代、そしてそれ以上に伝えていくために、2005年の春、番組が大きくリニューアルしました。

そして、それまでのメイン制作スタッフや声優の方々が交代しました。

新しくメインキャラクターを担当する声優は、オーディションの結果決定しました。

新キャストは、ドラえもんは水田わさびさん、のび太は大原めぐみさん、しずかはかかずゆみさん、ジャイアンは木村昴さん、スネ夫は関智一さん、という若くてフレッシュな顔ぶれです。

そして、それぞれのキャストが、キャラクターにピッタリ合っていて、とても魅力のある声をしています。

2005年4月からは、原作がもっている魅力はそのままに、映像がより進化しました。

また、TVアニメがリニューアルしたのと同時に「ドラえもん どんどんプロジェクト」もスタートしました。

これにより、「ドラえもん」をより身近に楽しむイベントやさまざまな情報を、簡単に知ることができるようになりました。

アニメ文化大使

いまでは、海外でも、数々の日本アニメの人気が高まっています。

そんな日本アニメを、世界で上映することによって、いろんな国の方々に、日本の文化や社会のことをアピールする「アニメ文化大使」という重大な役に、国民的大人気キャラクターのドラえもんが任命されることになりました。

3月19日に、外務省で行われた「アニメ文化大使」の就任式には、ドラえもんとのび太くんが参加しました。

多くの報道陣に囲まれて、高村正彦外務大臣と握手を交わし、「アニメ文化大使」就任要請書が渡されました。

また、山盛りのどら焼きもプレゼントされ、ドラえもんはとてもうれしそうでした。

その際に、大臣から、日本のことを世界中の人々に理解してもらって、みんなが仲良くなるようにがんばって欲しい、と励まされました。

ドラえもんも、数々の作品を通して、どんなふうに日本人が生活をしていて、これからどのような未来を築いていこうと考えているかを、世界の人々に伝えていきたい、という内容のコメントを残しました。

ドラえもんは、「アニメ文化大使」という日本の代表となって、とても張り切っているようです。

これは、期待できそうですね。

映画主題歌

1980年に初めて公開された「ドラえもん のび太の恐竜」から、ほぼ毎年新作が公開されてきた、ドラえもん映画の歴代の主題歌をさかのぼってみると、とても有名な人物から意外な人物の名前まで担当していたことがわかります。

1980年代は、初代ドラえもんを担当した大山のぶ代さんや、アニメソングでおなじみの岩渕まことさんや大杉久美子さんなどが歌っていますが、1984年の「のび太の魔界大冒険」では、小泉今日子さんが起用されています。

ドラえもんの主題歌といえば、武田鉄矢さんが知られています。

武田鉄矢さんは、「ドラえもん映画主題歌集」というCDも出しています。

そのほか、「のび太の日本誕生」では西田敏行さんが歌ったこともありますし、「 のび太の宇宙漂流記」ではSPEEDが担当したこともありました。

また、「のび太のねじ巻き都市冒険記」には、矢沢永吉さんが参加していたことに驚きです。

意外なところですと、「のび太とブリキの迷宮」では島崎和歌子さん、「のび太の南海大冒険」では吉川ひなのさん、また、「のび太とロボット王国」の主題歌はKONISHIKIさんが歌っており、その挿入歌はKONISHIKIさんと新山千春さんも歌っています。

ひみつ道具

ドラえもんといえば、四次元ポケットから出す、未来の道具の「ひみつ道具」です。

ほとんどドラえもんは、のび太を助ける目的で取り出します。

一部の「ひみつ道具」には、ドラえもんが製造された時に、最初からポケットに組み込まれていた道具もあるようです。

しかし、実際のところは、ドラえもんが未来のデパートに行って買ってくることが多いです。

ドラえもんが買う道具には、高価な物がないわけではありませんが、ほとんどが安い物で、1回限りの使い捨ての道具が多いです。

中には、レンタルした道具もあるようです。

「ひみつ道具」は百ヶ月に一度、セワシとドラえもんが定期検査を行って、故障しているものがあったら、それは修理に出すようにしています。

このようなことから、目当ての道具がすぐに使えないことが多いです。

また、使えなくなってしまった物や使わない物、また危害を与える可能性のある物などは、「四次元くずかご」に処分するか、穴を掘って埋めているようです。

未来のデパートで購入したものは、店員を呼んで返品することができます。

誕生秘話

ドラえもんは、未来のロボット工場の「マツシバロボット工場」で生まれました。

本来は、子守用のロボットとして作られたそうです。

もともとのドラえもんは、体が黄色で耳のある姿で、今の親しみのあるドラえもんの姿とは随分と違っていました。

子守用ロボットのドラえもんを大量に生産しているとき、1台だけひょんなことからねじが1本落ちてしまいました。

このとき、1台の不良品のドラえもんが誕生したのです。

優秀なドラえもんは、子守用ロボットになるため性能訓練が行われます。

しかし、成績が上がらない不良品の1台だけは、特別なロボット学校に入ることとなります。

この1台のドラえもんは、引取先が決まるように一生懸命がんばって、その結果、のび太の孫の孫にあたる「セワシ」に引き取られることになるのです。

私たちが知っているドラえもんは、実は個性的で特別なドラえもんなのです。

それでは、なぜ黄色い体をしていたドラえもんは、青い体になってしまったのでしょう。

事故によって耳がなくなってしまったドラえもんは、元気を出すために、ひみつ道具「元気の素」を飲んで元気になろうとします。

ところが、ドラえもんは間違えて「悲劇の素」を飲んでしまいました。

そして、ますます悲しくなって、三日三晩泣き続けたために、体を覆っていたメッキがはげて青くなってしまったのです。

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